私の問い
ぼくの問いは「なぜ山形にしかだしがないのか」です。なぜなら、自分で作って、味わってみておいしかったのに、他の県にないことにびっくりしたからです。
検証前の仮説
ぼくの仮説は「山形でしか知られていない」です。なぜなら、なすやきゅうりが他の県では多く仕入れていないと思いました。山形には、だしがある分、山形では他の県よりもナスやきゅうりを多く仕入れているのではないかと思います。
検証結果
山形の「だし王子」ことマルハチの小華和(こばなわ)さんにインタビューしてみて、自分の仮説である「他の県では山形に比べて、なすやきゅうりがあまり作られてないから」に同意してもらいました。
なぜなら、山形は昔から農家が多くて、夏はとても暑いので、農家の人たちは夏野菜とお米で簡単に野菜を食べられるように工夫したのが「山形のだし」だと教えてもらいました。
この山形のだしは、30年前くらいは山形県内でも一部の地域でしか知られてなかったそうです。それをマルハチさんの小華和さんが全国でも知られるように東京でも活動して、今では浸透してきているそうです。
その努力もあって、農林水産省のサイトにも山形のだしがのっていました。そこには「山形は気温が暑いから水分を多く含むきゅうりやナスを食べるとさっぱりして元気になれる」だと書いていました。
そして昔から農業がいそがしいときに、スピード料理として親しまれてきたことがわかりました。これを知って、美味しいし火の危険がないから、簡単でお得だと思いました。だから、今の山形の人からも親しまれていると思います。
また、だしはスパゲッティや豆腐にも合うし、いろんな食材と組み合わせられる魔法の郷土料理だと思い、とても驚きました。僕も他の県の人に山形のだしを広めたいです。お祭りの時に試食コーナーを開くといいと思いました。
次に取り組みたい問い
次に調べたいことは、「だしがどの食材に合うのか、または合わないのか」です。今度、だしと納豆を混ぜた料理を試してみたいと思います。
参考にした図書・サイト
サイト:農林水産省 山形のだし
インタビューした人:株式会社 マルハチ 小華和 雅己さん
我が家のだしのレシピ
きゅうり、ナス、みょうが、青じそ、オクラ、めんつゆ、カツオだし
きゅうりを多くするのがオススメです!
written by やまと (小学4年生)